時代の先を行く写真家。植田正治の撮るモノクロ写真。

今回は、写真家の植田正治(うえだしょうじ)さんについて書いていきたいと思います。植田正治さんは世界的にも有名な写真家で、2013年には生誕100周年も迎えました。戦前より写真活動を始めていて、亡くなってもなお、その人気は衰えることなく、たくさんの人を魅了し続けています。

 

写真家 植田正治

写真家 植田正治

出典:http://studioray.blog.jp/archives/92331.html

 

写真家の植田正治さん(1913年3月27~2000年3月7日 87歳で死没)は日本の鳥取県出身。出生地である鳥取県境港市を拠点に70年近く写真活動をされていました。写真誕生の地、フランスでも「Ueda-cho」(植田調)と称され、世界的に高く評価された写真家です。

植田正治さんの実家は履物屋さんで、父親から写真をプレゼントされたのをきっかけに写真の世界に足を踏み入れます。高校卒業後に一度上京し、オリエンタル写真学校で写真について学んだ後、帰郷し地元鳥取県で植田写真場を開業します。

 

植田正治さんの代表作「砂丘シリーズ」

写真家植田正治さんの代表作品と知られるのが「砂丘シリーズ」です。出身地である鳥取県の観光名所、鳥取砂丘で撮影された写真は言わずと知れた名作ばかりです。いくつかの作品を紹介していきたいと思います。

 

植田正治さんの作品

出典:https://www.fashion-press.net/

 

この砂丘シリーズは1980年代を中心に撮影されています。とてもこのころの時代に撮影されたとは思えません。当時からみれば時代の先を行っている作品だったのだと思います。

 

植田正治さんの作品

出典:https://www.amazon.co.jp/

 

植田正治さんの作品

出典:http://blog.goo.ne.jp/teinengoseikatukyoto/e/053f3b694c9ae4aff9b1d28f8902c7ad

 

植田正治さんはモノクロを中心に撮影されていて、自分自身で暗室でプリントもしていたそうです。

 

あの福山雅治さんの師匠でもある

植田正治と福山雅治

出典:http://blog.livedoor.jp/youkaijinjya/archives/51511738.html

 

植田正治さんは有名アーティスト福山雅治さんの師匠としても有名です。植田正治さんと福山雅治さんの出会いは、福山雅治の初シングル「HELLO」のジャケット撮影でした。ジャケット撮影担当が植田正治さんで、その撮影がきっかけで、もともと写真をしていた福山雅治さんに写真を指導したそうです。

 

「HELLO」/福山雅治

 

福山雅治HELLO

出典:https://www.amazon.co.jp/

 

死後もなお高い人気を誇る植田正治さん

植田正治さんは2000年3月7日 87歳で亡くなられましたが、亡くなられてもなお高い人気を誇っています。2013年には植田正治さんの生誕100周年を記念して、写真展イベント「うえだ好き」が開催されたり、今年(2017年)に入っても東京の方で「植田正治作品集出版記念写真展 もうひとつの風景」が開かれました。

また、植田正治さんの地元鳥取県では植田正治写真美術館が開館し、毎年たくさんの来場者があるようです。

 

植田正治の写真展『もうひとつの風景』 欧州旅行時の作品や代表作展示 – アート・デザインニュース : CINRA.NET

植田正治生誕100周年記念「うえだ好き」 写真展 | PAPERSKY

 

植田正治さんの作品集

写真家植田正治さんの代表作品集をいくつか紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に

以上、写真家の植田正治さんについてまとめました。僕は初めて植田さんの作品を見た時しばらく頭から離れませんでした。そんなに人を魅了する写真を撮れる人がいるんだということにも感激しました。自分もそういう写真を撮れるように頑張りたいと思います(笑)

 

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